金箔の作品

金箔の使い方を訪ねられたので少し説明してみる。
私は金箔の接着剤として油彩のとき油を使う、その理由は、接着面が私にとって重要だからである。つまり、私の作品のポイントは接着面にあることになる。金箔と、下地の調和によって画面の完成の良し悪しが決まる。下地をいかに有効に画面全体に働かせるか、である。下地を絶妙な表現に持っていくか、が勝負となる。そこで、その絶妙さを引きだす方法として水を使う。水というと、おそらく皆さんは・・え、と思う人もいると思うが、私の作品づくりの決めては水なのである。では、水をどのように使うかと言えば、画面全体に金箔をおいた後、下地と接着したのを確かめて、というか接着ぐあいを確認して、おおよそこのくらいで下地とうまくいくだろうと判断し、その決断をもって、水を画面全体にかける。そのときの気持は、はっきり言って祈の心境である。水は水自身の重さで、金箔を画面の隅々まで押し込む。そして、押し込むことが出来なかった金箔が水で流される。それが、つまり水の自然の働きがおもしろい画面をつくり出す。
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ところで、私は今までコンピューターをしなかったので紙に文章を書いてそれを打ってもらいネット上に上げてもらっていた。ところだが最近タブレットを持つようになり、少しずつ習って今自分で打っている。

TERADA

ベルリンより

ベルリンのギャラリー紹介1

今日は、ベルリン ミッテ区リンデン通りギャラリービルにあるギャラリーグレゴール ポドナーGalerija Gregor Podnar  を紹介します。

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ギャラリー グレゴール ポドナーは、2003年6月スロヴェニア共和国のクラーニ市で、DUM協会の活動一部として開廊されました。2005年スロヴェニア共和国の首都リュブリャナに移転。2007年よりベルリンミッテ区リンデン通りのギャラリーハウス2階のスペースで、ヨーロッパのギャラリーや機関とのコラボレーションも行ないながら、アートバーゼルを始め一流のアートフェアに参加しています。(*DUM協会は現代カルチャーを推進する協会。旧共産圏セルビア文化省、リュブリャナ文化学科などが設立。)

ベルリンミッテ区リンデン通りのギャラリーハウスは、近代的な建物です。http://www.galerienhaus.com/ 約10ギャラリーが入っています。ギャラリー グレゴー ル ポドナーのアーティストは現在17名。1名追加されます。

なぜ活動の場をベルリンにもってきたのか、という問いに以下の答えが帰ってきました。「ベルリンにはコレクターは少数しかいません。しかし、今ベルリンは芸術全般のメッカです!コレクターや美術館関係者、専門家がベルリンに集まってきます。だからベルリンでギャラリーをやっているのです。」 

ベルリンより

TERADAより

昨日、どういう吹き回しか、私のところにリーマンブラザーズの人がきた。いったいこんな田舎に何の用事があって来たのか、どう見ても投資家であった。田舎に彼らが来るという事は、こうした田舎に何かの政策が考えられているのかも…。と思わないこともない。彼は私の作品を見て、52メートルの音楽が気に入ったみたいであった、そして、カタログを見て、値段の話しをしたが、日本に来てそんな話をしたのは始めてかも…。今、私が取り組んでいる仕事を考えると、そうした人が、訪れてくれることは望ましい。それはきっと何かの力となりエネルギーが蓄積されていくものである。いますぐに何もおこらなかった、としてもやがてそれが、何かとなって現れるものである。

Terada

TERADAより

東洋ゴムの品質のいい加減さは、東洋ゴムに限った事ではない。このような事は他の業種でもある。そこが日本社会に通じているといえる。つまり、曖昧な社会をつくっているところに問題がある。私たちの身近なところでみると、毎日制作に使う金箔のことを考えると、日本の金箔と、ヨーロッパの金箔の金の含有量の表示が全く違う。ヨーロッパの表示の仕方は正確に数字で表示するが、日本の表示の仕方は曖昧である。つまり、いくらでも騙せる事になる。先日、金沢から取り寄せた金箔など金の含有量に偽りがあるのでわないか、と思わせる化学反応がみられた。金は限りなく純粋な金属であるから簡単に色の変化はしない。私は、ヨーロッパの金箔も常に使っているのでその比較が出来る。
こうしたことから考えてみると、日本が世界のリーダーになるのはまだ時間がかかる。と思う。

TERADA

JYAG2016

今回のJYAG2016の案内は、日本の芸術家のほとんどの人に出すことになる。また、美大にも出す。いまの若い人がどれだけ興味を持つのかも逆に、私は興味を持っているところだが果たして結果は、どうなるだろう。

昨日JYAG2016のことが毎日新聞にでて一人の青年から電話があった。その青年がなぜ電話を掛けてきたかと言えば青年の父親と私が同年齢であったため親近感を覚えたという。話しをさらに聞いていくと青年の父親ははじめ名古屋のテレビ局につとめたが、どうしても絵を描きたくて退職したという。そして、日展に出品するようになったが、疑問を感じ、とうとう日展に出品することを辞めた、という。そうした経緯が私の活動とダブって見えた、という事で私に親近感を強く持ったようだった。別に私は団体の悪口を言うつもりはないが、もうそろそろ文化庁も日本国内の美術団体について考えなければならない時期に来ている。

寺田琳

TERADA MUSEUM株式会社 設立について

皆さんの協力で、TERADA MUSEUM株式会社も3人の発起人と私で7月24日設立されます。
今年の事業は、社団法人竹下成果と協力してJYAG2016Berlinerliste2016へ向けて事業が進むことになります。
また、2016のBerlinerlisteへの出品作品は大きな作品を出品出来ます。これは今までに無かったことです。
そして、それが、毎日新聞の掲載をはじめ、これから美術雑誌にも紹介されていくでしょう。
今回の企画は、日本政府関係者にも出されます。、内閣総理大臣、地方創生担当大臣に出しました。

寺田琳

新聞記事(PDF)